総務部の高岡です。
4月も最後の週になりましたね。

さて、実は私先週海外へ行ってまいりました。
Kei’sでは現在植樹などの緑化活動の中で海外での養蜂,無農薬野菜の栽培に取り組んでいます。
現在ベトナムとカンボジアに野菜栽培の圃場があり、今回はその視察に行ってきました。

ベトナムは野菜の栽培に躓いていて、なかなか思うような収量を上げることができません。
そこで今回の渡航では圃場を実際に見るのと、農家さん、スタッフの抱えている課題の解決のために行きました。
圃場を見に行くと私が想像していたよりもしっかりと様々な種類の野菜が栽培されていました。
しかし農家さんに聞くと「虫」がたくさん出るため収穫がなかなかできないと言っていました。
無農薬で野菜を育てているのでやはり虫は出てしまうもの。
いかに「土づくり」「栽培体系」「管理体系」を工夫したらいいのか。そこが課題だと感じました。
また、ストチューなどはあくまでも虫よけの薬なので、根気強く撒かなければなりません。
しかし、農家さんは虫がいなくならないので使うのをやめてしまっていました。
そこを教育することにも難しさを感じました。

続いてカンボジア。
カンボジアは栽培はスムーズに行っていて、販売に躓いているという、
ベトナムとは全く逆の状態でした。
スタッフも農業をしたことがなかったのでたくさんの不安を抱えています。
そこで、一緒に市場を見て回り、朝市で野菜を販売したり、
現地の状況を見てきました。
市場の中は衛生管理が全くされておりません。
我々は無農薬野菜というまずは安全な野菜を、安全な場所で販売したいと考えております。
そのため販路もどうすればいいか、たくさん話してきました。

両国とも違った課題と解決策が見えた今回の渡航、
マニュアルを作ったり、原価計算をしたりとまだまだやることがたくさんですが、
一歩ずつ着実に前に進んでいます。
頑張っていきます。