おざわ

工務部 おざわ

入社して3年目のことです。ある公共施設の植栽管理の現場を担当しました。その現場は、10年間ほど管理していた業者が管理することが出来なくなった為、当社が請負った仕事でした。当時の私は作業経験も浅く、今後に向けてスキルアップすることが大きな課題でもあったのです。その為このチャンスを活かそうと奮い立ち、最大限の努力をしました。特に公共施設というのは、一般の人が大勢集まる場所でもあり、常に大勢の人の視線が集まる、私にとってはスキルアップと同時に今まで習得した技術も試すことが出来る絶好のチャンスでもありました。
しかし、作業が進むにつれて公共施設の植栽管理の大変さと難しさを痛感しました。何故なら、作業中でも人通りが非常に多くなかなか計画通りに進みません。経験浅い私は焦るばかりで対応策を考えることに苦慮していました。そこで自分の考え方を変えて、人の視線を感じることで高いモチベーションを保ち、出来映えを特に重視して作業を行おうと思いました。また、前業者の植栽管理の出来映えより必ず良くすることを常に考え作業を完了させたのです。
その時に、初めて植栽管理の現場をやり遂げた大きな喜びを感じ、さらに経験した現場によって得た知識と技術を、今後の現場に必ず活かそうとの思いが心の中に湧いてきたのを覚えています。
そして、社長からの一言が喜びを倍増させました。
「元請さんからすごく綺麗にしてくれてありがとうと喜んでいたよ。」と。
社長から直接伝えて頂いたことも勿論のこと、元請さんからの感謝の言葉が、この仕事に対してのやりがいを、これほど感じたことはありませんでした。
この感動は私の仕事原点として、常に今も頭に置いて作業を行っています。