とよにし

工務部 とよにし

入社して2年目の秋に体験したエピソードが、一番心に残っています。

その時期は会社の繁忙期で、どの現場も忙しく、みんな朝から晩まで働き通しでした。
連日の残業から疲れが見え始め、社内の雰囲気も、心なしかピリピリしているように感じていたのを覚えています。
みんな、自分が担当する現場の納期スケジュールを間に合わせるために必死でした。

そのような状況の中で、私が担当していた現場は、スケジュールがかなり遅れていました。
私が未熟だったので、先輩のようにうまく仕事を回すことができなかったのです。

作業完了の納期は今日。
このままでは完全に納期に間に合わない…と途方に暮れていました。
しかし、前述のような雰囲気を感じていた私は、先輩に相談できませんでした。
ただでさえ忙しそうなのに、「助けてほしい」とは言えなかったのです。

私は、「お客様に叱られながらでも、徹夜覚悟で作業を完了させるしかないな」と腹をくくりました。

その日、夕方になり、一生懸命作業を続けていると、一台の車のライトが現場に近づいてきました。ライトに照らされながら、どこかで見たような車輌だな…と思っていると、その車から降りてきたのは、なんと先輩でした。

そう、先輩が応援に駆けつけてくれたのです。
私は何も伝えていなかったのに!

「あと、どこが残っているのー?」と笑顔で話しかけてくる先輩の顔を見たとき、思わず目頭が熱くなりました。

そのあと、立て続けに他の先輩方も駆けつけてくださりました。
最終的には作業者の数は10名を超えていました。

おかげさまで作業はその日のうちに無事完了し、納期を守ることができました。

帰り際に、「仲間なんだから、もっと頼ってくれよ」と笑いながら言ってくれた先輩の頼もしさと優しさは、今でも私の心に残っています。

「手伝ってほしい」と言われたからではなく、「大変なんじゃないか?」と察してお互いを助け合う…

Kei’sにはこのような素敵な社風があると思います。