ほそかわ

工務部 ほそかわ

除草作業のモチベーションがあがった時のエピソードです。

まだまだ残暑が厳しい9月半ばの夕方の事です。

私たちが街路の除草作業を終え、後片付けをしていると、買い物袋を片手に持った50代後半の女性が近寄って来ました。 汗まみれでドロドロになった私達に一言、「きれいにしてくれてありがとう」とニッコリと笑顔で声をかけてくれました。

私は何故この女性が自分の庭でもないのに、お礼を言ってくれるのかよくわかりませんでした。
そして女性は話を続けます。「私は毎日ここを通るのだけど、雑草が多くてすごく気になっていたの。そこであなたたちが、一生懸命、汗まみれになって草取りをしている姿を見たら、自然と声をかけてしまったわ。本当にご苦労様」

なにか、とてもいい気分になりました。

正直、私は街路の除草をしても誰も気にかけることはないだろう思っていました。公共工事なので役所からの合格さえもらえれば・・・、そんな気持ちで作業していました。

しかし、この女性に声をかけてもらったことによって、私の考えは変わりました。
たくさんの人が見てくれていて、感謝してくれている人が居ているのだと気付き、もっとたくさんの人たちに喜んでもらいたいという気持ちで作業するようになりました。

女性が去ったあと、自分たちの除草作業をした場所を振り返ってみると、すごくきれいになっていて、しかも何故か街全体がきれいになったように感じられたのでした。

今後、新入社員が入り、私のように除草作業をすることになったら、私は是非、このエピソードを話したいと思います。